認知症の親の不動産を売却して施設の費用を捻出したい

query_builder 2022/01/22
5037784_m


【お客様の背景】

売却相談
氏名 : H・S様
年代 : 50
職業 : 会社員

お住まいの地域 : 東京都
ご相談の地域 : 所沢市
売却理由 : 所有者である親が認知症になり施設に入所
お問合せ方法 : 近所でイエステーションの売出しを見て



【ご相談内容】

親が認知症になり介護施設に入所している。施設の支払いも高額になるので、親の家を売却してその費用に充てたい。

現在、自宅に近い東京の介護施設に入所している。仕事場も東京なので所沢にもなかなか行けないので管理もできていない。



【ご提案した解決策】

最初に、所有者自身が認知症になると息子さんであっても売却できないことを説明させて頂きました。

息子さんもガッカリされていたのですが、加えて成年後見制度のご説明を致しました。


※成年後見制度とは

認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は、財産管理(不動産や預貯金などの管理、遺産分割協議などの相続手続など)や身上保護(介護・福祉サービスの利用契約や施設入所・入院の契約締結、履行状況の確認など)などの法律行為をひとりで行うのが難しい場合があります。また、自分に不利益な契約であることがよくわからないままに契約を結んでしまい、悪質商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を法的に保護し、支援するのが成年後見制度です。 成年後見制度には、法定後見制度の他、任意後見制度があります。

詳しくは厚生労働省HPでご確認ください。

https://guardianship.mhlw.go.jp/personal/guardianship/


手続きの手間や費用や時間的なこと、大まかな流れを確認して頂きご検討して頂いたところ、その方法で進めるという結論になりましたので専門家をご紹介させて頂きました。

手続きを開始し、家庭裁判所の許可が下りるまでの間はイエステーションで管理させて頂きました。やはりこちらの物件も庭木雑草が生い茂っている放置状態でご近所さんも困っていました。流石に放っておく訳にはいきませんでしたので、先行してその処理を行うことにして植木屋さんを手配させて頂きました。

その後裁判所の許可が下り販売開始。築年数は30年近い物件だったのですが、土地も広いうえ建物の状態も良くきれいに使用されていましたので、中古一戸建てとして販売したところ購入希望のお客様が現れ、売却に至りました。

通常は解体を考える築年数ですが、建物もしっかりしていたということで、DIYリノベーションをしたいというお客様が購入してくださいました。

売主様も買主様もお互いの希望や意見が合致したのでとても喜んでくださいました。



【担当営業として大切にした点】
成年後見人制度を利用した売主様(息子様)にも手間や制約が掛かるものですが、介護施設の費用や親御さんに掛かる費用を捻出することができ、お役に立てて本当に良かった。

売主様や提携業者さんのご協力のもと販売・成約からお引き渡しまで至ることが出来ました。皆さんに感謝です。

弊社では、提携会社による・不用品処分・測量・解体等・不動産の買取。売買仲介のお仕事の他にもお手伝いできることがございます。
提携の各業者さんは仕事が丁寧、しかも動きが速くて明朗価格です。

私どもの大事なお客様をご紹介させて頂いているのでクレームになるような業者さんでは信頼を失ってしまいます。

各信頼を置ける提携業者さんとタックを組み、イエステーションを窓口として不動産に関連する業務を請け負わせて頂きます。

売主様のお手間を最小に色々な手続きを済ませることが可能です。

不明な点、心配な点不動産に関わることなら、まずはお話聞かせてください。


【所沢・狭山・入間市の不動産売却はイエステーション小手指店へ