空き家を持っている方で、このままだとどんなリスクがあるのか不安に感じている方はいませんか。
現状は問題なくても、空き家をそのままにしていると、思わぬリスクに遭遇する可能性があります。
そこで今回は空き家を放置することで生じるデメリットと、デメリットを解消する解決策を紹介します。
空き家を放置すると、以下のようなデメリットが生じます。
*資産価値低下
老朽化が進むと家の資産価値が下がってしまうため、売却しても安い価格になってしまう可能性が高まります。
*近隣トラブル
倒壊によりご近所に被害が生じる可能性はもちろん、景観を損ねる、不審者が出入りする、悪臭が発生する、獣害が発生するなど、様々な近隣トラブルの原因が発生する恐れがあります。
*老朽化
空き家を放置していると換気が行われない影響で湿気がこもり、カビの増殖や木の腐食スピードが早まります。
老朽化が進むと資産価値が低下するだけでなく、「特定空き家」に指定され、税金の優遇が受けられなくなったり、罰則を受けたりといったデメリットが生じるリスクが高まります。
*経済的なデメリット
放置している空き家であっても、保有している限り所有者に対して固定資産税が発生します。
また、先ほど紹介した「特定空き家」に指定された場合は、通常の6倍の税金を払うことになります。
特定空き家は老朽化以外にも、植物の繁茂や不法侵入のリスクが原因で指定される場合があります。
□デメリットを解決する方法とは?
空き家を放置するデメリットについて見たところで、これらの問題を解決する方法を4つご紹介します。
人が住むことで老朽化のスピードを抑えられ、かつ家賃収入も得られます。
不動産を買取してもらうことで、不動産の現状維持に関わる手間やお金をかけなくて良くなります。
買取とメリットはほぼ同じですが、不動産会社の利益分が差し引かれない点が異なります。
□まとめ
今回は空き家を放置することで生じるデメリットと、デメリットを解消する解決策を紹介しました。
空き家をお持ちの方は、現状抱えているリスクを踏まえ、解決方法を模索することをおすすめします。
不動産売却で分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。