任意売却と自己破産はどっちが先?タイミングについて解説

query_builder 2024/08/31
不動産売却豆知識
任意売却と自己破産はどっちが先?タイミングについて解説

多重債務に苦しみ、住宅ローン返済に困っているあなた。
将来への不安を抱え、借金問題の解決策を探しているのではないでしょうか。
そんな状況で、よく耳にするのが「任意売却」と「自己破産」。
どちらも借金問題解決の手段として有効ですが、どちらを先にすべきか迷っている方も多いでしょう。



□任意売却と自己破産、どちらが先?


自己破産を考えている人が、任意売却をすべきか、そのタイミングについて解説します。
自己破産の手続きにかかる期間や費用が、任意売却の有無で大きく変わることを説明します。

自己破産は、「財産を持っている」か「財産を持っていない」かで手続きが大きく変わります。
住宅などの財産を持っている場合、裁判所から選任される「破産管財人」が財産の処分・換金を行い、債権者への分配を行う「管財事件」となります。
この場合、手続きに時間がかかり、費用も高額になります。

一方、財産を持っていない場合は、「同時廃止」という手続きとなり、手続きが簡素化され、費用も抑えられます。

任意売却を先に済ませると、自己破産手続きを同時廃止で進めることが可能となり、期間と費用を大幅に削減できます。
管財事件の場合、手続きに半年から1年ほどかかるのに対し、同時廃止の場合、3ヶ月程度で手続きが完了します。

また、管財事件では、裁判所への予納金が50万円程度かかるのに対し、同時廃止では3万円程度で済みます。
任意売却は、自己破産手続きをスムーズに進めるための重要なステップと言えます。



□自己破産前に任意売却をするメリット


自己破産前に任意売却を済ませることで、様々なメリットが得られます。

1:自己破産手続きの費用と時間を抑えられる

任意売却により、住宅という大きな財産を手放すことで、自己破産手続きを同時廃止で進めることが可能となり、費用と時間の節約につながります。

2:競売による損失を防げる

自己破産後に競売が行われると、住宅が市場価格よりも安く売却される可能性があり、大きな損失が生じる可能性があります。
任意売却であれば、市場価格に近い金額で売却できるため、損失を最小限に抑えることができます。

3:引越し費用を捻出できる

自己破産手続きでは、生活費を賄うための資金は必要となります。
任意売却で得た資金の一部を生活費に充てることで、スムーズな移行を図ることができます。

4:売却代金の一部を税金の清算に充てられる

税金の滞納がある場合は、売却代金の一部を税金の清算に充てることができます。
住宅の売却代金は、税金の滞納がある場合は、その清算に充てられる場合もあります。

5:引越し時期を調整できる

競売の場合、引越し時期は裁判所によって決められてしまうため、自由度が低くなります。
任意売却であれば、買主と相談して、希望する時期に引っ越しをすることができます。



□まとめ


任意売却と自己破産は、どちらも借金問題解決のための有効な手段ですが、どちらを先にすべきかは、個々の状況によって異なります。
自己破産を考えている方は、任意売却を先に済ませることで、手続きの費用と時間を抑え、競売による損失を防ぎ、引越し費用を捻出することができます。

将来への不安を抱えている方は、専門家に相談し、最適な解決策を見つけることをおすすめします。

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