空き家の売却にはどんな費用がかかる?主な内訳や抑えるポイントを解説

query_builder 2026/09/11
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空き家の売却を検討する際、どれくらいの費用がかかるのか不安に感じる方は少なくありません。
売却には仲介手数料や税金など、さまざまな費用が発生します。
これらの費用を事前に把握し、計画的に準備を進めることは、スムーズな売却を実現するために重要です。
この記事では、空き家の売却にかかる主な費用とその内訳、さらに費用を抑えるための具体的なポイントについて詳しく解説します。




空き家の売却で発生する費用は何があるか



空き家を売却する際には、複数の費用が発生します。
これらの費用は売却価格や物件の状況によって変動するため、事前に内訳を理解しておくことが大切です。


売却時に必要な仲介手数料


不動産会社に売却を依頼し、売買契約が成立した場合には、成功報酬として仲介手数料を支払うのが一般的です。
仲介手数料には法律で上限が定められています。
売買価格が400万円を超える場合、一般的には「売買価格×3%+6万円」に消費税を加えた金額で上限額を計算できます。
例えば、2,000万円の空き家を売却する場合は、「2,000万円×3%+6万円」に消費税を加えた72.6万円が上限の目安となります。
ただし、売買価格が800万円以下の「低廉な空家等」については仲介手数料の上限に特例が設けられており、事前に依頼者と合意することで、仲介手数料の上限を33万円(税込)とすることができます。
実際に支払う金額や支払い時期については、不動産会社との媒介契約を締結する際に事前に確認しておきましょう。


税金や登記費用などの諸費用


仲介手数料以外にも、税金や登記費用などの諸費用がかかります。
主なものとして、売買契約書にかかる印紙税があります。
また、空き家を売却して譲渡所得が生じた場合には、所得税や住民税などが課されることがあります。
税額は不動産の所有期間などによって異なるほか、相続した空き家を売却する際に一定の要件を満たしていれば、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」を利用できる場合があります。
この特例では、一定の要件を満たす場合、譲渡所得から最高3,000万円を控除できます。
ただし、対象となる相続人が3人以上の場合は、1人当たりの控除限度額が最高2,000万円となります。
また、2024年1月1日以後の譲渡では、売却後に買主が一定の期限までに建物の解体や耐震改修を行った場合にも、要件を満たせば特例を利用できることがあります。
税額や利用できる特例について判断が難しい場合は、税理士や税務署などに確認すると安心です。
また、不動産に抵当権が設定されている場合は、売却に伴って抵当権抹消登記の手続きが必要となり、登録免許税や司法書士への報酬などが発生する場合があります。
さらに、空き家を解体して土地として売却する場合には、建物の解体費用も考慮する必要があります。


空き家の売却にかかる費用を抑えるポイント


空き家の売却にはさまざまな費用がかかりますが、事前に内容を確認し、計画的に準備を進めることで、不要な出費を抑えられる可能性があります。


不動産会社の選定と交渉


仲介手数料には法律で上限が定められていますが、実際の手数料はその上限の範囲内で不動産会社が設定します。
そのため、複数の不動産会社から査定や売却方法の提案を受け、サービス内容と費用のバランスを比較検討することが大切です。
ただし、仲介手数料の安さだけで不動産会社を選ぶと、希望する売却活動やサポートを受けられない可能性もあります。
査定価格だけでなく、空き家の売却実績や担当者の対応、提案内容なども含めて総合的に判断しましょう。


空き家の状態を整える工夫


売却前に空き家の状態を整えることで、購入希望者に良い印象を与え、売却を進めやすくなる場合があります。
例えば、室内の清掃や不要品の処分、庭の草刈りなどは、比較的費用を抑えながら取り組める方法です。
一方、大規模なリフォームや修繕を行っても、かけた費用がそのまま売却価格に反映されるとは限りません。
また、建物を解体して更地にしたほうが売却しやすいケースもあれば、建物を残したまま売却したほうが適しているケースもあります。
どこまで手を加えるべきかは物件の状態や立地によって異なるため、不動産会社と相談しながら費用対効果を検討することが重要です。


まとめ


空き家を売却する際には、仲介手数料や印紙税、登記に関する費用など、さまざまな費用が発生する可能性があります。
また、売却によって譲渡所得が生じた場合には、所得税や住民税などが課されることもあります。
相続した空き家の場合は、一定の要件を満たすことで税制上の特例を利用できる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
必要な費用を把握し、売却後にどの程度の金額が手元に残るのかを確認しながら計画を立てましょう。
不動産会社を選ぶ際は費用だけでなく、売却実績や提案内容なども比較し、空き家の状態についても必要以上に費用をかけないよう慎重に判断することが重要です。

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